Artdaifuku
私はまゆみさんが創り出すあかりのファンでもあり仲良しの友人でもあります。
和紙という共通はあるものの異なる作風。
まゆみさんと私の作品を並べると真反対で「ああ、価値観や人生観でてるな~」と2人で笑ってしまう仲です。
私がまゆみさんが大好きなのは優しいあかりだけではないというところ。
こだわりに芯の通ったキリっとした感じ、作家さんであり職人さんのような、、
お話をしていても私は好きだな~という考えしかでてこない。
まゆみさんの作品の材料は大井沢工房さんぽ 三浦一之さんの月山和紙。
三浦さんの和紙は全国からリピーター注文があるくらい信頼の和紙です。
理由は国産楮にこだわり薬品や漂白を使用しない丁寧に作られた和紙。
コシが強く自然の風合いの柔らさのある和紙です。
<井沢工房さんぽ 三浦一之さん> https://kizukijapan.jp/creators_voice/gassanwashi-miura/
まゆみさんと三浦さんの関係を伺っていると親子のようなほのぼの。
三浦さんの職人さんとしての仕事に敬意を持ちながらまゆみさんの形にしているから
より一層作品を大切にしたくなる気がします。
まゆみさんの作品の長年のファンのお客様とお話をする機会があり
口をそろえて「大好きだけでは語れない」みたいなニュアンスが多くて私も推しを推すタイプなのでそんなお話も解る~と相槌担当になってしまう。
スキをお話している人のお顔ってとっても幸せで聞いていても時間があっという間です。
そんなこだわりとやさしさの詰まったせいのまゆみさんが11月21日~27日に恵比寿にて個展を開催されます。
個展をする理由も素敵。
まゆみさんのご実家は志津温泉の仙台屋さんという旅館さん。
旅館のリニューアルの際に若くして旅立たれた設計士さんが仙台屋さんのパンフレットに残してくださった言葉「月山の我家」
仙台屋さんはこの言葉を大切にされています。
志津温泉は山々に囲まれた自然豊かな場所。
昔から来てくださっていたお客さまはご年齢もあり気軽には足を運べないことも。
今回の個展は再開の場も含めてされたいとのことでした。
まゆみさんのご両親も個展に在廊。
動く仙台屋さんなのです。
まゆみさんとは年齢も近くご両親の年齢も私は想像がつきます。
旅館を経営されていて本来であればなかなか出来ないことです。
ご家族でお客様を大切にされている仙台屋さん。
あかりとお人柄でおもてなしをするまゆみさんのあたたかな展示に是非足を運んでいただけたらとっても嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
せいのまゆみ
月山和紙の「あかりたち。」展2023
―gassan no wagaya ―
日時 2023.11/22wed ―27mon
11:00~19:00(最終日は17:00まで)
会場 恵比寿・ABG /America-Bashi Gallery
*会場の展示スペースの都合上、お祝花等につきましてはお気遣いに感謝しつつもご辞退させていただきます。

